私は、ここ4年ほど親の介護をしています。
■きっかけ
4年前、2010年の3月に、母が悪性リンパ腫で入院。
2年強の闘病生活の末、2012年の7月に永眠。
その間に、それまで元気だった父も、誤嚥性の肺炎を患い
入院したのを機に要介護状態になり、抗癌治療で入退院を
繰り返す母とともに両親二人をW介護しなければならなく
なってしましました。
当時、母は80歳代前半、父は90歳前でしたが、
それまでは、二人とも元気で、
私もまさか、こんなに急に
しかも一度に二人を同時に介護するようになるとは、
想像だにしませんでした。
■人生の転機
その結果、私の生活そして人生も一変!
かつては、どちらかというとワーカホリック
=仕事中心の生活で、平均3~5年で転勤しており、
実家に帰るのも、盆と正月ぐらいでしたが、
母の入院を機に、サラリーマン生活で初めて毎日定時退社、
完全週休二日に加え、介護休暇ももらい、
更には、転勤してある部門の責任者となる話も辞退し
会社に転勤不可としてもらいました。
また、仕事中心の転勤族で、
自宅も職場に近い都心のマンション住いだったので、
それまでは考えてもみなかった一戸建ての自宅を、
急遽 実家の近くに購入、
毎日 病院や実家に通うといった
介護中心の生活にすっかり変わりました。
そして、最終的には、介護と会社勤めが両立しづらくなり、
2012年末に33年間務めた会社を早期退職いたしました。
■新たな出発
今日も、母が亡くなって以来、めっきり元気のなくなってしまった
見方を変えると、人生を見直すきっかけを与えて
くれたとも言えます。
たとえば、これまで疎遠だった、父母は勿論、
それまでは年に一度会えるかどうかだった妹とも
頻繁に会い、助け合うようになりましたし、
叔父(伯父)、叔母(伯母)、従兄弟(従姉妹)とも
会う機会が増えました。
母には、入院してから亡くなるまで、
殆ど毎日、少しでも抗癌治療の副作用が
楽になるように、リフレクソロジー(足裏マッサージ、
今でも、右指にタコがのこってます)をするなど
濃密な時間を共有することができました。
また、転勤族だったころは、考えもしなかった
一戸建ての自宅を、しかも実家の近くに持つことが
そして、それまでは会社一辺倒だったサラリーマン生活から
本当に自分のやりたかった、音楽、アート(自作の画像添付します)
などに時間をさき、取り組む生活に踏み出すきっかけを与えてくれました。
などに時間をさき、取り組む生活に踏み出すきっかけを与えてくれました。
このあたりの経緯は、おいおい綴ってまいりたく存じます。
ながくなってしまいましたので、本日は、これぐらいにしておきます。
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